【実体験】ドイツで初めてピルを処方してもらった話

生理前後のPMSがひどい」「生理痛のせいで日常生活に支障がでている」などの悩みを持っていませんか?

実はわたし自身、生理前後のPMSがとてもひどかったので、ドイツで人生初めてピルを処方して貰いました。

今回はドイツ人のピル服用率や実際にどのように処方してもらうかなどを紹介します。

※あくまでわたし個人的な意見なので服用後の効果は人によって違います。

ドイツのピル事情

日本のピルといえば「高い」「定期的に産婦人科に通わないといけない」「妊娠しづらくなりそうだから飲みたくない」というイメージですが、ドイツではどうでしょうか?

ここからは、ドイツ人のピル服用率などを詳しく見てみましょう!

ピルの服用は普通のこと

ドイツは約47%の女性がピルを服用しています。

「約半数のドイツ人女性がピルを服用しているの?」と驚くかもしれませんが、ドイツでピルを服用することは普通のことなんです。

年齢によっては無料で処方してもらえる

 22歳以下であれば保険適用となるので無料でピルを処方してもらうことが可能です。

ドイツでは若いうちからピルで生理を調整する人が多いので、日本よりもピルの需要が多いようですね。

さらに「14歳からピルを服用して良い」となっているので思春期頃の子供たちもピルを服用している子も多いようです。

ピルを飲んだらどうなるの?

ピルを服用すると、どのような効果があるのか知っていますか?

日本ではピルがドイツほど服用されてないので、ピルに対して間違った認識を持ってる人や誤解している人が多いですが、ピルって優れものなんです!!

ここからはピルを服用するとどうなるのかについて解説します。

ホルモンバランスが安定する

わたしが一番困っていたのが生理前のホルモンバランスの崩れでした。

生理前にはイライラが止まらず、ネガティブ思考になりやすかったんですが、ピルを服用し始めて気分の浮き沈みがかなりマシになったんです。ネガティブになりすぎた日は泣きながら家に帰っていたので、本当に助かっています。

生理痛と出血量が軽減されやすくなる

「生理痛が重すぎて1日ベットから起きられない」「出血量が多すぎて漏れてないか心配」という悩みがあったんですが、服用後はすっかりよくなりました。

仕事柄、座っての作業が多かったので服に血が漏れてないか不安になったり、移動中に生理痛が辛すぎて身動きができなくなることが多かったので、精神的にも肉体的にも楽になりました。

肌荒れやニキビが減る

服用前に比べて肌荒れが減ったというケースも多くあります。

実際、わたしも服用前に比べてニキビが出来にくくなったと思います。でも、これは人によって効果は異なるので絶対とは言い切れません…!

生理のタイミングを調整できる

「旅行の日に生理が被ってしまう」「生理でプールに入れない」など生理のタイミングを合わせることが難しいですよね。ピルを服用すると生理の日程をずらせるので助かります。

例えば、ピルの服用を数日延長しておいて、お出かけやイベントが終わってからピルの服用を7日間止めれば大丈夫です。数日の調整であれば体に影響もないので、生理中でもプールや温泉なども楽しめます!

避妊効果は驚きの99.9%

ピルはコンドームを使用するよりも避妊効果があるのです。

それにしても99.9%ってすごいですよね…! 妊娠の心配も無くなるので、ストレスも減ります。

どうやってピルを処方してもらうの?

ピルを処方してもらうには、まず婦人科に行って処方箋をもらう必要があります。

ドイツの婦人科もありますが、日本人の先生がいたり日本人通訳が付き添ってくれる婦人科もあるので、住んでいる都市の婦人科を検索してみましょう。

婦人科に行く

わたしは知人にフランクフルトの婦人科を紹介してもらい、子宮頚がん検診のついでにピルを処方してもらいました。

日本人通訳者のいる婦人科:https://frankfurt.jimomo.jp/bbs/detail.html?id=8474

婦人科に行って質問された内容は、

・アレルギーや病気などがないか

・服用している薬がないか

・何でピルを服用するのか

などで、最初は一般的なピルの処方箋を出してくれます。

そのあとは薬局に行き、処方箋を出すとピルを用意してくれます。

ピルを受け取るのに時間がかかる可能性もありますが、わたしの場合は次の日に受け取り可能と言われることが多かったです。 

ピルの服用が初めての場合は、まず1ヶ月分のピルを処方され、徐々に3ヶ月~6ヶ月と服用期間が増えていくと思います。処方分のピルを服用したら、また婦人科を予約して処方箋をもらいに行きましょう!

ドイツでピルを買うといくらする? 

日本では高いイメージですが、ドイツではピルの需要が高いので日本よりも安く手に入ります!

1ヶ月分=6〜17€(約800円〜2100円)で購入することができるので、ピルの費用を抑えることができます。

わたしは去年1年日本に帰っていたので、その間のピル1年間分のピルを処方してもらいましたが、1箱(3か月分)×6つ=100€弱で済みました。本当に安い…!

ピルを飲む時に気をつけることは?

ピルを服用するときはちょっとしたルールがあるので気をつけましょう。

習慣化するとそこまで大変ではないので大丈夫です!

毎日飲む

ピルは毎日服用することが大事です。

ピルは1日でも飲み忘れがあると避妊などの効果がないので習慣化しておけば楽ですね!

それでも「いつもの時間に服用できなかった!」という場合でも、数時間の差であれば問題ないようなので大丈夫です。

各月で7日間ピルを服用しない期間を作る

 ピルを服用し始めても生理は必ず必要となります!

7日間は子宮を休息させるためにピルの服用を止めましょう。

ピルを服用して生理中も楽に過ごそう!

日本ではピルの服用がまだまだ少なく、「ピルを服用したら妊娠ができなくなる」「体に害がある」といった間違った情報が出回っています。

ピルを服用することで大半の人が今までの悩みが改善されているので、正しい情報を見て自分なりに考えてから服用してみましょう!

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