前回は生活編を紹介したので、今回は仕事編です。
ドイツ人は日本人と似ている部分が多々ありますが仕事の仕方は天と地の差があります。。
どこが違うのか詳しくみていきましょう。
勤務時間がしっかりしているドイツ
1日の労働時間が10時間を超えてしまう場合、企業は罰金を払わなければいけません。
さらにスーパーやデパートなどは日曜日の営業が禁止されているので、日本のような24時間毎日開いているコンビニのような店はありません。
もしどうしても残業しないといけない場合は、
・残業した時間分だけ別の日の出勤を減らす
・半休を取る
・残業代をきちんと貰う
これくらいが普通です。
これはドイツにある日系企業でも通用するので、新入社員のわたしでも勤務時間が終わればすぐ帰宅します。
残業したら逆に評価が低くなる?
ドイツ人に多くいるのが『仕事とプライベートをきっちり分ける』タイプです。
なので勤務時間内は集中して期日までに仕事を終わらすのが常識となります。
残業するとなると効率が悪い・仕事の仕方が遅い・自己管理が出来ないと捕られてしまいます。
仕事後の無駄な付き合いも一切なしです。すでに仕事が終わって4時ごろにテラスでビール飲んでる人もいます笑
世界第4位の経済大国と言われているドイツですがこの働き方が功を成してるのかもしれません!
有給休暇の取得率100%なドイツ
企業経営者は社員に【毎年最低24日間の有給休暇を与えなくてはならない】という法律があります。
なので新入社員でも最初の年から24日の有給をもらえます。
有給の他にも、体調不良(風邪気味でも病院の診断書さえあれば休める事ができ、症状によっては2週間以上休みがもらえる事もあります。)や家族の野暮用での休みもきちんともらえます。
もちろん育休・産休での手当もしっかりしています。
・産休は14週間まで
・育休は最大3年間
・男性も1年取得可能
日本では休みを取るのが少し難しいですが、ドイツの場合堂々と取得できるのが本当にありがたいです。
休暇中は休むのが仕事という考え
音大に通う知人から、たとえプロの演奏者でも休み中は練習など一切しないと聞きました。(人によります)
そして休み明けに徐々に勘を取り戻すそうです笑
まとめ
ドイツは経済大国と言われていますが、働き方はものすごくシンプルできちんと人間らしく働くことが出来ます。
切り替えを大事にするドイツ人の働き方にすごく感動しました。
ドイツで働いたことがある人は他の国で働けないと聞きますが、その意味よくがわかります。。
他にも関連する記事があるのでぜひご覧ください↓
日本で就活せずドイツに移住して良かったこと(生活編)①
日本で就活せずドイツに移住して良かったこと(生活編)②
https://www.yudii.blog/germanlife2/
日本で就活せずドイツに移住して良かったこと(生活編)③