ドイツ移住後、配偶者ビザを取得するために準備したこと

「ドイツ人の夫彼と結婚した」「夫の駐在に連れそう」「ドイツ在住の彼と結婚した」という人は、今後ドイツに住むために配偶者ビザを取得しなければいけません。私も同じくドイツ在住の彼(日本人同士)と結婚したので、移住前に配偶者ビザ取得に必要な手続きをしてきました。

今回は、配偶者ビザ取得のために必要な書類や手続きは何なのかについて書いていきます。これから移住予定で、配偶者ビザを現地で取得する人の参考になれば嬉しいです!

まず、配偶者ビザ取得に必要な書類は7つあります。

結構たくさんあって萎えますが…一つずつ準備していきましょう!

ドイツ移住前にしたこと

結婚証明書の準備

結婚証明書は、「日本の戸籍謄本に日本国外務省のアポスティーユ(アポスティル/Appostille)が付された後 、認証翻訳されたもの」です。簡単に言うと、ドイツの婚姻証明書(Heiratsurkunde)にあたるものになります。

私が実際に結婚証明書を発行してもらうまで約1週間ほどかかりました。(翻訳士さんの休暇期間がちょうど被ってしまったので、本当はもっと早く受け取れていたかも?)

外務省に戸籍謄本の原本とアポスティーユ申請書を送ると4日ほどでアポスティーユが届き、そのあと公認翻訳士さんにドイツ語翻訳してもらうという流れになるので、逆算して早めに手続きを始めましょう。

※私の失敗談になりますが、外務省から届いたアポスティーユを公認翻訳士さんの事務所に送る際のことです。外務省のホームページに記載されていた公認翻訳士さんの住所に送ったつもりが、その住所、実は引っ越し前の住所だったらしく…。

前の住所なので受取人がおらず郵便物が私の手元に転送されてしまい、レターパック代が無駄になりました。なので、必ず公認翻訳士さんの事務所の正しい住所をメールで聞いておきましょう。

パスポートとビザ申請用の写真の準備

結婚して苗字が変わる人はパスポートの氏名変更もしなければいけません。その際に取った写真はビザ申請でも使えるのでドイツに持っていきましょう。サイズはパスポート写真と同じ縦45mm×横35mmです。

入国審査に必要な書類準備

通常、入国審査時にはドイツでの滞在期間・滞在場所・復路便のチケットなどを見せる必要があります。

ですが、配偶者ビザを取る予定の人は復路便のチケットがないと思うので、なぜドイツに長期滞在するのかを証明しなければいけません。もし質問攻めになっても良いように最低限の書類は持参しましょう。(コピーでもスクショでも大丈夫だと思います)

一応色々な書類を準備していきましたが、私がドイツ語を話したからなのかドイツに長く住んでいると思われ、そこまで質問されませんでした(笑)。せっかく準備したのに…。

日本→ウィーン→フランクフルトの便だったので、入国審査はウィーンででした。(ウィーン→フランクフルト間はEU圏内なので通常入国審査はなし)。ちなみに質問内容は「このあと乗り換えはある?」「フランクフルトに住んでいるの?」「ビザは持ってる?」等でした。特に書類を見せることはなく終了…。

ドイツ移住後にしたこと

住民登録証明書の準備

ドイツに移住後、2週間以内にしなければならない住民登録。その際にもらった住民登録証明書を持参します。

滞在許可書(配偶者ビザ)申請の準備

住んでいる地域の市役所に載ってある必要書類を集め、必要事項を記入しましょう。発行までに3か月かかることもある滞在許可書。書類を完璧に揃えておかないと、書類不備などで倍の時間がかかってしまう事も多いので気を付けましょう。

パートナーの収入証明書

パートナーの雇用契約書などで大丈夫です。また、パートナーが持っているであろう就労ビザのコピーもあればなお良いのかもしれません。

医療保険への加入証明

ドイツで仕事をしないのであれば、パートナーの加入している保険に扶養で入るのが一番簡単です。自営業・日本にある企業に入っている場合は、個人でドイツの保険に加入する必要があるので調べておきましょう。

さいごに

全ての書類が整ったら入国後3か月の観光ビザが切れる前に配偶者ビザを申請しましょう。

ドイツの役所はウクライナを含めた移民の手続きに追われて毎日のように混み合っています。早めに申請しておかないとビザの発行に時間がかかってしまい、ビザが取得出来ない場合もあるようなので、気を付けましょう。

また、ビザが取得出来たら申請や取得までの流れを書きたいと思います♪

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