「ヨーロッパって物価高いイメージ」「住むとすごいお金かかりそう」と思う人が多いと思いますが、意外に暮らしてみると生活費は高くないです。もちろん住む家や都市によって変わりますが、フランクフルトに住む私の毎月の出費について紹介したいと思います。
毎月の出費って実際どのくらい?
もちろんその人の生活スタイルによって家賃や交通費など変わりますが、この統計は下の条件の場合です。
- 一般企業の事務職(平日8時間勤務)
- 交通費は会社持ち
- 部屋は2人でシェア
- フランクフルトの中心部の部屋
1 か月の支出 | |
住居費(ルームシェア)光熱費・Wifi・水道代込 | 420€【約50,000円】 |
食料品(外食込) | 〜150€【約18,000円】 |
携帯代 | 13€【約1,600円】 |
娯楽費(旅行費、趣味など) | 300€【約37,000円】 |
集計 | 883€(約108,000円) |
ドイツは物価が安いので切り積めばもっと出費は抑えることが可能です。
私はワーキングホリデーをしている時は飲食店と日系アパレルを掛け持ちしたので、まかないで食費を・アパレルでは社員割が効くので衣類代が安く済みました。
こちらも合わせて読んでみてください↓
高すぎる税金
ものすごく収入が多い人は給与の約4割を税金で支払うこともあります。
ドイツの税金・国民保険は高いことで有名ですが、その分病院で診察は無料(診察など)・出産費や学費が無料になります。
2020年にはコロナで影響を受けた企業へ政府が給料の60%を手当てで出してくれました。
ドイツの税金は高額ですが、きちんと国民のために使っているのを思うと仕方ないです。
物価が安いが外食は高いドイツ
イタリア料理やインド料理などはそこまで高くないですが、普通の飲食店とかだとハンバーガー+飲み物+ポテト+チップ2€=合計15€(1,860円)日本で2千円近くなら結構良いレストランか食べ放題行けそうですよね。。
さらに日本と違ってお水も普通のドリンクくらいの値段します。それにはドイツ人の友達も意味がわからないと言っていました笑
スーパーの食品・日用品は格安
ドイツは移民が多いので普通のスーパーで色んな国の調味料や食材が手に入ります。
『チーズ大国』『ドイツに行ったら絶対ソーセージとビール!』と言われるくらいなので、スーパーにはあらゆる種類のハムやソーセージ・チーズが3€以内(400円以内)で手に入ります。
レストランで食べるより、スーパーでワインやビールと食材を買って自宅で作ってしまえば安くすむので、ドイツ人はよく家に友達を呼んでパーティーしています。
格安で旅行が出来る
ドイツ人は倹約家として知られていますが、実は旅行に一番お金をかける人が多いです。休暇を1ヶ月丸々取ってバカンスに行くのが普通で需要も多く、ヨーロッパ内だと特に格安で旅行に行けます( ◠‿◠ )
例えば、一人旅でフランクフルト→パリに行った時は、
新幹線往復 60€
宿代 48€
パリ内電車チケット 20€
食事代(2日間) 〜15€
1泊2日旅行合計 143€ (約17,000円)
宿はBooking.comでセール時期を利用したり、ドミトリーを借りればものすごく安くなります。アクセスが良い都市であれば交通費も安く予約出来ます。
よく使うアプリ↓
・Booking.comBooking.com・AirbnbAirbnb
・Hostel WorldHostel World
交通費・定期代が安い
ドイツの電車チケット・定期は電車・トラム・バスの料金が全て含まれています。
なので電車の1日券でも週末チケットを買うと、その区間は24時間全て乗り放題となるのです!
どこの国でも普通は電車・バスのチケットは別となっていますが全部一緒なのはありがたいです。
ドイツでの簡単な節約術
「留学したもののお金が貯まらない!」という人結構いると思います。
せっかくドイツにいるのにお金が無いから旅行やイベントを諦めるのは悲しいので、ここから簡単な節約術について紹介します!
デポジット制を利用する
ペットボトルや瓶などにデポジットのマークがある場合、それをスーパーに返しに行くだけでデポジットが返ってきます。
飲み終わったらすぐ捨てずに溜めておきましょう。
こちらのページにデポジットについて詳しく書いてあります↓
アプリでポイントを貯める
日本でも流行っているポイ活。ドイツでも出来るんです。
一番使われているポイントアプリはPaybackで、Reweなどのアプリと提携しているスーパーの入り口にPaybackの登録用紙や機械などがあるのでそこから登録しましょう。
ポイントが貯まるとドイツの有名キッチンメーカーWMFやH&Mなどのアパレルショップのクーポン券などと交換することが出来ます。
電車が遅延したらその分返金してもらう
電車の遅延やキャンセルがものすごく多いドイツですが、最近では10分以上の遅延からチケットの一部を返金してもらえるサービスがあります。
このページで返金方法について詳しく書いています↓
要らない衣服は売る
日本からわざわざ持ってきたけど使わなくなった海外用充電器や衣類、新品の文房具など溜まっていくと邪魔ですよね。
ドイツでは日本ブランドは結構売れるのでどんどん売ってみましょう!
日本人掲示板やドイツ版のメルカリebayなどで売ることが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ドイツでは意外と物価が安めで娯楽が少ないのでお金が貯めやすいのが嬉しいポイントです。
これからドイツへの留学や就職、ワーキングホリデーを検討している方の参考になると幸いです!