上京してからパニック障害が発症して人前で演奏が出来なくなってしまった話。

これは上京してから一番病んだ案件です泣

 

18歳で大学進学のため九州から上京し、最初は都会での生活にワクワクドキドキ♡でしたが。。

小学4年生で楽器を始め、高校・大学は音楽で進学までしたのに「人前で演奏出来なくなってしまった」という話です。

 

 

 

楽しいことも沢山ありますが、

地方と比べて悪いとこも結構あるしストレスも沢山あります。。(悲しいことに)

 

 

 

ポジティブにいうとこの案件でドイツ移住を決心したとも言えます。

でもそんなに深い病気とかでは無くて、今では完治しているので元気です〜

 

 

 

ここからは意外と身近にあるパニック障害と、

地方から上京してきた人あるあるを紹介します( ◠‿◠ )

 

これから上京する人は気をつけてね!!!

 

 

パニック障害ってなん???

 

 

パニック障害(不安障害)って意外と身近なもので、病気をあまりしていない人(突き指さえした事ないわたしみたいな笑)でも突然発症したりします。

 

 

症状は胸の痛み・息切れ・めまい・吐き気・窒息感など。

発症してしまうと、トラウマになってしまい「また発症したらどうしよう?」などの予期不安から実際に発作が出てしまうケースが一般的です。

 

 

 

 

「困っても他の人に頼らず我慢してしまったり、迷惑をかけてしまったらどうしようと不安に感じたり、素直に助けを求められない」という性格の人もなりやすいです。

 

 

東京の満員電車は尋常じゃない。

 

わたしが初めて発作が出たのは、『ほろ酔いの状態での帰宅ラッシュ時の電車内』でした泣

 

 

 

 

そこまで呑んでなかったのにいつもより少し酔っていて、満員電車で座っていた時に、

『もしこの状態で吐きそうになったらどうしよう?』

『もしそうなったら乗車してる人たちに迷惑かかっちゃうな』

『最寄り駅までまだまだ時間かかるし、気分悪くなっても途中で降りれる?』

という事をグルグル考えていたら不安がブワッと広がって、

このまま死ぬかも!!!って思うほど爆発的に脈拍が上がってしまい、息切れするほどに

 

 

 

 

結局この日は3駅ほど我慢してすぐに下車して、

泣きながら地元の友達に電話しながら徒歩で帰りました。

本当に怖かったなあ。。。本当に死ぬかと思ったなあ。。。。

 

 

 

・乗り物に乗るのが怖くなった

 

 

その日がトラウマになってしまい、学校やバイトに行くまでの電車時間が地獄になりました。

電車に10分乗るだけでも症状が出てしまい、途中で降りて休憩しながらの通学。

友達と乗ってる時は変に思われるから我慢我慢我慢。

いつか死ぬんじゃないかって気が気じゃなかったです。

 

 

 

・学校での授業が死ぬほどきつくなった

 

 

密封空間が無理になってしまって、授業中でもいろいろ考えすぎてしまい発作が生じてしまいます。

トイレに行くフリして退出は出来るけど何回も使えないし、

先生や友達に心配かけるのも絶対したくないから我慢するしかない。。。

あれほど授業が早く終わってくれないか祈った事はありません。

 

 

 

 

・人前で演奏するのが苦痛になった

 

 

元々人からジッと見られるのが苦手な上に、演奏中は視線を感じたまま逃げられない状態で何分も楽器を吹かないといけない。その間は何があっても逃げられない、と考えたらもう無理でした。

 

結果、今まで長い時間かけて練習してきたベートーベンの第5番(フルで17分かかる)をコンサートで演奏中、発作が出てしまい集中する事も出来ない上に本当にいま急に壇上から逃げ出したらどうしよう!!と気が気じゃなくなってしまいました。

 

 

今までは絶対にありえなかった本番中に猛烈な睡魔が来て(たぶん酸素不足)気絶しかけるところまで行きました。

長年音楽をしてきた者としては大ショックな出来事でした。

 

 

 

 

・トラウマに悩まされた

 

今まで何度も人前で演奏してきてはずなのに急に発作のせいで出来なくなってしまったのが

精神的にきつかったし絶望感しかありませんでした。

 

 

 

音楽科のある高校や音大までいって楽器を極めてきたのに、

全て無駄になってしまった気がして泣きながら寝る事も何度かありました。

 

 

 

 

パニック症状の治し方

 

 

わたしが試したのは、

・密室で症状が出たら手首の脈に触れて落ち着かせる
・なるべく徒歩移動する
・環境をガラッと変える(ドイツ移住)
・親しい友達や家族に症状について伝えておく

です。

 

 

 

一番効果があったのは『環境をガラッと変える』ことで、

ドイツに来てからは最初の頃だけ1度発症しただけで、今では症状が全くありません。

 

 

とりあえずトラウマやストレスから意識を逸らすのが大事なんだと思います!

 

 

 

わりと発症したことある人は身近にいるかも。

 

 

わたしの周りにも発症したことがあって時々症状に悩まされてる人は意外と数人いました。

 

全く発症したことのない友達や知り合いに「こーゆう症状が出ちゃうんだよね」って言うのはめちゃめちゃ勇気がいるし、

頑張って症状を伝えても辛さが分かってもらえないで、もし発症してしまってもおかまいなし!みたいな人もいます。

 

 

 

 

発症してみないと辛さは分からないと思うけど、

もし友達や身近にそうゆう人がいたら少しでもいいから気にかけてあげてください

本気できついから泣

 

 

田舎から上京あるあるな3つのこと

 

 

上京ってめっちゃ夢のある響きだけど、地方から出てきてギャップについていけず

田舎に戻る人はめちゃめちゃいます。

 

ここからは、わたしが上京した時に感じたことについてです笑

東京生まれ東京育ちのひと本当にすごいなあ。。。

 

 

・水が合わなくて肌荒れする

 

 

上京してから数ヶ月は水が合わないせいで今まで出来なかった所にニキビが出来たり、奥二重だった目が片方二重になったりしました。(今でも片方だけ二重になっている)

どんだけ地元の水綺麗だったんだ。。。。

 

・自分では標準語だと思っていても訛っている

 

 

絶対これ多いはず!!

わたしは上京したての頃はバリバリ訛っていたので、

皆んなから何言ってるか分かんない時ある笑(イントネーションもやばかった)と言われてから、留学生が日本語勉強するレベルで標準語を勉強(?)し、

ネイティブがわんさかいたのですぐマスターしました笑。

 

 

 

それでも時々訛りだと知らないまま話していると『それどうゆう意味?』と言われることあります。

一生ネイティブにはなれん。。。

 

 

 

・自然に電車に詳しくなる

 

 

友達と待ち合わせして遊びに行く時、まず絶対といいほど聞かれるのが『何線で来た?』

いや。。。線とかどうでも良くない??????と死ぬほど思ってましたが、

本当にみんな聞いてくるから次第に勝手に覚えます。

とりあえずアプリ入れとけば大丈夫。

 

 

まとめ

 

 

パニック障害のせいで一気に自信が無くなったり、絶望を味わったり、

朝悩まされましたが今では元気だし全く症状も出なくなりました。

 

深刻化したら鬱病までいってしまったり、わたしみたいにトラウマになって

今までしてきた事が急に出来なくなることもあります

 

 

友達や知り合いにパニック障害であることを言われたら

ものすごく勇気を出して伝えてるのかもしれません。

軽く流さないで少しでも気にかけてあげてください( ◠‿◠ )

 

同じような症状で悩んでる人が少しでも救われますように!!

 

 

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