都心的な雰囲気を感じられるフランクフルトですが、街中でも自然が多いのでストレスをあまり感じません。そんなフランクフルトに住んで早3年が経過した私ですが、改めてフランクフルトに住む良い点と悪い点を紹介したいと思ます。フランクフルトに移住を考えている人はこの記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
まずは、フランクフルトの魅力について紹介していきます。
お洒落で美味しいカフェが多い
色々な箇所にお洒落なカフェがあるので、混んでいてもすぐ違うカフェに移動すれば入れます!
コロナが落ち着いてからは若いオーナー運営するお洒落なカフェが増えてきているので、もっとカフェの数が増えてきています♩
日本食レストラン・食材店が多い
日本人が多く住む街でもあるので、日本食レストラン・食材店が多いです。
自分の街では日本食がなかなか手に入らないという人は、食材をまとめて買っていくことが多いようです!
美術館・博物館・植物館などがある
フランクフルトには約50以上の美術館・博物館があります。
モダン・アート美術館、シュテーデル美術館、ゲーテ・ハウス、ゲーテ美術館などの美術館。恐竜や生態系のレプリカが見られるゼンケンベルク博物館、春には美しい植物が見られるパルメンガルテンなどがあります。
他にも動物園もあるので、芸術や自然、生き物などに触れられます♩
毎年夏に、19時~深夜2時までの間に12ユーロで市内にある美術館・博物館が生き放題になるイベントがあります!
とってもお得に、しかも夜の美術館・博物館を楽しめるのでオススメです。
交通の便がとにかく良い
ヨーロッパでも最大級を誇るフランクフルト空港があるので、イギリス・フランス・スペイン・オーストリアなどさまざまな国へ安い料金で行けます!
安い時期に予約すれば、イギリスまでの往復フライトが120ユーロ(約18.000円)、ベルギーまでは列車で3時間70ユーロ(約10.000円)で行くことができます。
英語が話せる人が多い
田舎の方だとドイツ語しか話せない人が結構多いので、英語しか話せない人は苦労する場面が多いと思いますが、フランクフルトは英語を話せる人が多いです。
大学も英語で受けられる学校もあるようで、英語ができれば大丈夫と指定している会社も多いので、仕事も見つけやすいかもしれません。
多国籍料理が楽しめる
移民率が高く、私のように他の国から移住してくる人も多いので、本場の味を楽しめます!
本場の人があ作るピザやケバブ、インドカレーなど多国籍の料理が安く食べられるのが嬉しいです
イベントが多い
全体の30%が移住民というほど多国籍なフランクフルト。なので、国ごとのフェスが行われたりして、本場の料理を楽しめることができます。日本のフェスでマイン祭りというイベントも毎年あります。
その他にも夏のフェスでは花火が上がったり、移動式遊園地が設置されたり、クリスマスマーケットも規模が大きいので有名です。
魅力が沢山あるフランクフルトですが、もちろん悪い点もあります。
ここからはフランクフルトに住むデメリットをご紹介します。
治安が悪い
中央駅周辺は本当に治安が悪いので気を付けましょう。
風俗街があるのと麻薬の密売をしている人も多く、さらにホームレスが結構集っているので、用があって中央駅で降りる人はできるだけ早く用事を済ませて移動する方がいいです。
また、クリスマスマーケットなどのイベント時にパスポートや財布を盗まれてしまい大変な思いをする人も多いので、ブランド品を身につけたりせず、財布とパスポートをしっかり守ることに専念してください。
ビル街はまるで東京
中心街にはビルが立ち並んでいるエリアがあり、その外観はまるで池袋のよう。
日本の生活に疲れてドイツに来た人は「なんだか見たことがある風景だな…。」と感じるでしょう。
物価が高い
フランクフルトの物価の高さはミュンヘンに次いで2位となっていて、他の都市に比べて高いです。
特に、ウクライナ戦争の影響で物資が届きにくくなっているので例年より高くなってきています…。
それでも、日本に比べると物価は安い方なので「思ったよりも安い?」と感じる人もいるでしょう。
例えば、スーパーの水0.5Lは0.29ユーロ(約45円)+Pfand(デポジット)、パスタ500gは2.09ユーロ(約328円)、牛ひき肉500gは5.99ユーロ(約940円)くらいになります。
観光スポットが少ない
フランクフルトは観光で来るような都市ではないので、観光スポットがかなり少ないです。
観光名所は1日あれば回れてしまうので、観光で訪れる予定の人は滞在日を少なくして違う都市に行くか、滞在目的を観光よりも美術館・博物館巡りなどに変更すると良いでしょう。
ドイツは部屋が探しにくく、家賃も高いので多くの学生・社会人・カップルがルームシェア(ドイツ語ではWG)で暮らします。
ミュンヘンでもWGに暮らしていた私ですが、ミュンヘンに比べるとフランクフルトの方が部屋は探しやすく、家賃も安めと感じました。
今までに住んできたWGでも一番安かった部屋は、光熱費・雑費・WIFI代込みで300ユーロ(当時は約40.000円)でした。
一人部屋~になってくると、より部屋探しが難しくなり、家賃も高くなってきます。
わたしが今住んでいる部屋は二人部屋ですが、見つけるまでに1か月かかりました。ですが、都心部の立地で家具付きなので普通の部屋よりは安く抑えられているのかもしれません。
今の時点で部屋探しのサイトを見てみるとこんな感じです。
条件や家賃は場所や期間によってさまざまですが、一人部屋だと650ユーロ(10万以上)はしてきますね…。
仕事は語学力ゼロであっても日本食レストランのキッチンなどで雇ってもらえます。
ドイツ語初級~中級でも日本食レストランや多国籍レストランなどで接客しながらドイツ語レベルを上げることも出来ますし、ドイツ語が堪能であれば無印などのアパレルショップやパン屋・カフェなどでも仕事は見つかります。
事務系の仕事は経歴・語学力などを重視されるので、きちんと調べておきましょう。
フランクフルトはドイツの中でも都会的な雰囲気の街で、バリバリのビジネスウーマンやサラリーマンが多いイメージです。日本からの駐在さんも多いので、日本人も多く街中を歩いていると結構すれ違います。
日本人コミュニティーもあったり、日本のケーキが食べられるカフェや日本食材店、日本食レストランなども多いので、ホームシックになりづらいとも言えます(笑)。
海外なので色々な不便はありますが、住めば都なフランクフルト。わたしのInstagramではフランクフルトでの日常・お得情報なども随時発信しているので、ぜひフォローしてみてください♩