ドイツでは去年の2〜3月頃にコロナウイルスが蔓延してきてしまい、人生で経験した事のないロックダウン・ヨーロッパでマスクを付けての生活・会社解雇などがありました。
ですがドイツ首相メルケルさん(ドイツのママとも言われてる)の国民への対応のおかげで日本に本帰国せずに済みました。
ここでは2020年末に会社をクビになるまでの流れを書きたいと思います。(誰トクなのかは分からない笑)
旅行会社での雇用期間中にコロナ発生
実は旅行会社での6ヶ月の雇用契約期間中にコロナが蔓延してしまい、
ホームオフィス(在宅ワーク)に切り替わってしまいました。
そのころは経理・総務とAIプログラムを担当していました。(会社で1番若いからメカに強いだろうと勝手に推薦された。)
ホームオフィスでの仕事での仕事の流れは、
起床 → パソコン開く・勤怠押す → 朝ごはんを食べながら勤務 → メールやリモート会議がなければヨガをしたりYoutubeを見ていました。笑
メリットは、
デメリットは、
まだまだホームオフィスでの業務に体制が整っていなかったのもあり、会社に仕方なく出向かなければならない時もありましたが、前のように会社で従業員と会う事はなくなりました。。。
短時間勤務への変更
旅行するなんてありえない状況になってしまい、もちろん仕事量も減ります。
ホームオフィスを始めて1ヶ月ほどで短時間勤務(Kurzarbeit)に切り替わりました。
経理は私の他にもいたので、わたしは週に3日ほど仕事をしていました。
短時間勤務になると毎月払っていた高額な税金から手当(Kurzarbeitergeld)が出るようになります。
家賃420€・食費は月100€ほどなので、独身の私は普通に生活出来てました。
ついに勤務ゼロへの変更
待てど暮らせどコロナの被害は拡大するばかり。
もちろん仕事も通常通りに戻りません。
なので会社も赤字になっていきます。
そのため従業員全員ではありませんが、各部署何名かだけが短時間勤務・その他の従業員(わたしのような新人はもちろん)は勤務ゼロになりました。ひええええ。。。。
勤務はゼロになりましたがドイツ国内から出る場合は有給を取得しなければならなかった為、
日本には帰らず仕方なくドイツに残っていました。
業務ゼロの時期にやっていたこと
両親や友達と電話しているとよく聞かれたのが『暇な時間は何やってるの?』でした。
いやもう人生の夏休みよ!!と答えてましたがスキルアップのための勉強や副業に挑戦したりしてました。
今まで時間がなくて出来なかったことを積極的にやった気がします。
まさに人生の夏休み。。。
コロナ感染者が減ってきてEU内旅行解禁
ヨーロッパの人は夏の休暇が絶対必須なのでコロナ感染が減ってきた夏頃にはEU内の旅行が許可されました。
その時期にやっていた事は、
WWOOFはオーストラリアで留学していた時に体験した事があるよ〜と仲の良い会社の先輩に聞いてすぐ検索。
フランクフルトの近くに日本人が経営している無農薬の農場があったので早速予約しました。
時間だけはあったのでずっと気になっていたブログを1から立ち上げました。
WordPress難しいって毎日苦戦しました笑
2020年12月31日に退職が決定
勤務ゼロになり約半年が経ちついに会社側が従業員の半数を解雇。
雇用期間中だった頃に毎日いつクビになるかヒヤヒヤしていたので、わたし的にはやっとかい!!という感じでした笑
経営が大変な時期に雇用期間だったわたしを正社員で雇用してくれた社長には大感謝でした。
年末には溜まりに溜まった有給を1ヶ月使って実家へ帰省。そして年末には退職金が振り込まれました。
この半年間辛い時もあったけど、何もしないでお金が貰える環境だったのは本当にありがたい事でした。
この経験を通じて思ったこと
アジアヘイトも時々味わいましたが、そうゆう事をするのはドイツ人ではなくトルコ系の移民が多いです。
アメリカやフランスでは暴行をする人も少なくないとニュースで見ます。。
それも含めドイツを選んでいて良かったなと思います。
もしドイツへの留学・就職を考えている人はぜひぜひぜひ短期間でもいいのでドイツに訪れてみるべきだと思います。
ドイツは海外にしては治安もそこまで悪くなく、ドイツ人自体日本人と似ているところがあったり優しく温厚な人が多いです。
あとは国民への対処がしっかりしているので働きやすい・暮らしやすいと思います。
ぜひ行ける環境にある人は検討してみてくださいね☺︎